Polaroid pigu (ポラロイド ピグ) 3 : 予約する価値アリ?piguとその対抗馬

piguは買いかどうか?を考えてみる前に、ざっとpiguの対抗馬となりそうなスマホ・選択肢をピックアップしてみました。1万円程度の予算であればそれなりに選択肢が広がりますね。


Polaroid pigu 発売記念 三大特典付き

480×320ピクセル3.5インチ液晶、CPU 1.0GHz(デュアルコア)、メモリ512MB、1400mAhバッテリー、カメラ200万画素+30万画素、重量97g、Android 4.4.2。
これまで紹介してきたpiguです。初回はgoo Simsellerで4,980円という特別価格でしたが、現在はカラーバッテリーカバー、ソフトケース、予備バッテリーがセットになって1万円弱となっています。
実売価格は1万円~


Polaroid PoraSma

960×540ピクセル5インチIPS液晶、CPU 1.3GHz(クアッドコア)、メモリ1GB、1650mAhバッテリー、カメラ800万画素+200万画素、重量132g、Android 4.2。
piguと同じポラロイドブランドのスマホ。店頭ではもっと安く売られていたこともありました。メモリ1GB、IPS液晶搭載など、OSのバージョン以外はなかなか魅力的な内容だと思います。
実売価格は1万円~


freetel Priori

480×320ピクセル3.5インチ液晶、CPU SC7710 1GHz、メモリ512MB、1500mAhバッテリー、カメラ200万画素+30万画素、重量113g、Android 4.1.2。
仕様はpiguに近いものの数字上は劣る点も。記事編集時点で一番安かった新品のSIMフリースマートフォンはこれ。
実売価格は7千円~


freetel Priori 2

854×480ピクセル4.5インチ液晶、CPU 1.3GHz(クアッドコア)、メモリ1GB、1700mAhバッテリー、カメラ500万画素オートフォーカス、重量132g、Android 4.4.2。
仕様の点ではpiguより優れた点が多い。メモリは1GB搭載されており、カメラもオートフォーカス対応で実用性は高そう。小型軽量という点では選択肢から外れてしまうかもしれませんね。
実売価格は1万円~


covia FLEAZ F4s

800×480ピクセル4インチ液晶、CPU 1.2GHz(クアッドコア)、メモリ512MB、1350mAhバッテリー、カメラ200万画素+30万画素、重量106g、Android 4.4。
仕様はpiguより少し良い程度。画面は4インチと少し大きい以外はメモリ512MB、パンフォーカスカメラなどネックになりそうな点もpiguと同じ。
実売価格は8千円~


geanee FXC-35


480×320ピクセル3.5インチ液晶、CPU 1.0GHz(デュアルコア)、メモリ512MB、1420mAhバッテリー、カメラ200万画素+30万画素、重量140g、Android 4.4。
piguにかなり近いスペック。重さが140gとかなり重い。
実売価格は1万円~


Acer Liquid Z200
Liquid_Z200
800×480ピクセル4インチ液晶、CPU 1.0GHz(デュアルコア)、メモリ512MB、1300mAhバッテリー、カメラ800万画素、重量130g、Android 4.4。
ブックオフが販売している低価格スマホ。ネットでの購入はSIM契約が必要となりますが、ブックオフ店頭であれば端末のみの購入が可能とのこと。メモリ、バッテリーは少ないものの、作りは良さそうに見えます。
実売価格は1万円


白ロム・中古端末
am
MVNOの格安SIMでの運用を前提としている場合、端末は必ずしもSIMフリーである必要はありません。格安SIMの大半はdocomoのネットワークを利用しており、SIM自体もdocomoの物を使用しています。基本的にAPNの設定さえ行えば、docomo系のスマートフォン+docomo系MVNO SIMの組み合わせで運用が可能です(一部例外はあるかもしれません)。
1万円以下で探すとなると、どうしてもOSのバージョンが古い端末ばかりになってしまいますが、液晶やカメラの性能という点ではpiguよりも上のものが殆どです。OSのバージョンアップが可能な場合もありますので、新品・新発売に拘らず実用の面からチェックしてみるのも良いでしょう。基本的に保証やサポートは切れていると思いますので、自己解決できる方向けの購入方法です。


海外SIMフリー端末 Expansys.jp (クロネコヤマト代引きもOK)
exp
最近では国内で購入するのと変わらないくらい簡単に個人輸入が出来るようになりました。送料は1,600円くらいからとやや高めになりますが、代引きが可能なショップもあります。ただ、個人輸入した端末を日本国内で使用する場合は技適マークなどクリアすべき問題があります。中には技適マークの付いたグローバルモデルも存在しますが、それ以外は海外出張用、アプリ開発用程度にしか使用できませんので注意が必要です。


怪しげな海外スマートフォン DX.com (日本へ送っても送料無料)
DX
実際に購入する、使えるかは別として海外では様々な格安スマートフォンが販売されています。3G対応の端末は40ドル台から販売されていて、ざっと眺めているだけでも楽しいものです。対応周波数帯、技適マークの問題は勿論、ノーブランドの激安製品は品質の面でも色々と問題が発生する可能性があります。特にバッテリーまわりのトラブルは予想外の大事故に発展しかねないので、軽い気持ちで手を出すのは止めた方が良さそうです。


まとめ
「Polaroid Piguは買いか否か」ですが、初回のSIM付送料無料4,980円であれば買って損は無いものと思います。三大特典付き9,601円も積極的に使う意思があるのであればお得だと思いますが、使わないのに何となく手を出してしまうと三大特典がそのまま無駄になってしまいます。予算が1万円前後という事であれば、もう一度用途を確認してみると良いかもしれません。
Piguは小型軽量でポケットに入れっぱなしに出来る2台目としては良い端末ですが、Pigu1台で済ます、もしくはPiguでスマホデビューするには少々物足りない端末かもしれませんね。液晶や512MBメモリに関しては使い方次第ですが、接写が出来ないパンフォーカスのカメラはスマホとの相性が悪く、スマホの利便性・可能性を大きく下げてしまっているように思います。
この後、1GBモデルの発売が予定されているようですが、Piguに関してはメモリ以外の性能を考えると、メモリが増えて少し快適になったからといって、長時間・長期間使い込むとはならないような気もします。ミニマムな機能を低価格でガンガン割り切って使う、Piguにはそんな使い方が合っているのではないでしょうか。
Piguのレビューは、この後、スタンバイ状態(データSIM装着で全く使わない状態)で何日間バッテリーが持続するかをチェックしていきます。
結果が出るまで時間が掛かりますので、次回はPiguよりも小型でスタイリッシュなお気に入り端末を紹介する予定です(Xperia rayを掲載しました)。その端末は発売されてから既に3年半となりますが・・・


Polaroid Pigu (ポラロイド・ピグ) レビュー

  1. 発売日に楽天で申し込んだ品物が到着
  2. スペックやカメラ、使用感など
  3. 予約する価値アリ?piguとその対抗馬
  4. 売り切れ?piguの細々とした話題
  5. piguのバッテリー持続時間を検証
  6. 最新ファームウェアでpiguがFMラジオに