Polaroid LINEAGE V10B (ポラロイド リネージュ) 4 : カメラの性能や画質など

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Polaroid LINEAGEのレビュー4回目はカメラについて。

iPhone4あたりからだと思いますが、スマホのカメラの性能は本当に良くなってきています。光学ズームが出来ないという欠点はありますが、ちょっとしたスナップであればデジカメは不要。場合によってはスマホの方が明るく綺麗な写真が撮れたりします。実際に低価格コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の市場は縮小し始めていて、安物ガジェット好きとしては寂しい気もしますが、それだけスマホで写真を撮るという事が当たり前になってきています。
とは言え、有名メーカー以外の低価格スマホのカメラは玉石混淆。流通している部品レベルでは確実に底上げが成されている筈ですが、piguのようにパンフォーカス200万画素カメラを採用する例もありますので買う方も油断が出来ません。販売価格帯で何となくの予想はつくものの、オートフォーカスかパンフォーカスかくらいは明記しておいて欲しいものですが・・・

今回のPolaroid LINEAGEは販売開始価格が3万円弱という事もあり、パンフォーカスではなくオートフォーカスでメインが800万画素、フロントが200万画素となっています。画素数だけならiPhone5sと同じですね。イメージセンサーのサイズを考えると個人的には必要十分だと思います。(イメージセンサーと画素数について)

Polaroid LINEAGEのカメラアプリは標準的なもので、機能も多くないことから迷う事無く使用できるかと思います。今回のカメラテストでは特に設定を変えずに標準のままノーマルモードで撮影しました。

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では、Polaroid LINEAGEで撮った写真を見ていきます。今回はカメラ性能の差が出やすい屋内での撮影。加工などは行っていません。

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サンプル1 (ノーマル、F値2.4、シャッター速度1/10秒)

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サンプル2 (ノーマル、F値2.4、シャッター速度1/10秒)

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サンプル3 (ノーマル、F値2.4、シャッター速度1/10秒)

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サンプル4 (ノーマル、F値2.4、シャッター速度1/10秒)

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サンプル5 (ノーマル、F値2.4、シャッター速度1/10秒)

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サンプル6 (ノーマル、F値2.4、シャッター速度67/1000秒)

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サンプル7 (ノーマル、F値2.4、シャッター速度67/1000秒)

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サンプル8 (ノーマル、F値2.4、シャッター速度67/1000秒)

さすがに屋内で撮影用の照明無しだと明るさが足りず、1/10秒とぶれやすいシャッター速度となりましたが、それなりに接近して撮影することが出来ました。拡大してしまえば物足りない点もありますが、ちょっとしたスナップ、ブログ用としては十分に使えそうです。
文字の撮影もそれなりの接写が可能なので、小さい文字でも読める状態で写すことが出来ました。これであれば文書や伝票を撮影して後から確認するといったメモ的な使い方にも十分対応できそうです。Android版「Office Lens 」なども試してみたいですね。

以上、Polaroid LINEAGEのレビュー4回目カメラチェックでした。もう少しだけPolaroid LINEAGEの話が続きます。