piguのバッテリーテストの予定でしたが、まだ結果が出るには時間が掛かりそうなので、ここまでのレビューでは触れなかった話題などをまとめておきます。
Polaroid piguのWi-Fiと3G
piguはWi-Fiを有効にすると3Gのアンテナ表示が消えて×になってしまうようですね。このあたりは一般的なAndroid端末とは異なるので、実際にはきちんと3Gの設定が出来ていてもWi-Fiをオンにする事で設定が出来ていないと勘違いしてしまうケースもありそうです。SIMの設定が上手くいかないという方はWi-Fiをオフにした状態でSIMの設定を行うと混乱を避けられるかもしれません。
3Gの設定が出来ていてもアンテナ表示は×になってしまいます。
液晶が酷い?
確かに視野角も狭くてお世辞にも良い液晶とは言えませんが、言われている程酷い?というのが正直な印象です。今でこそIPSやVAタイプの液晶が主流になりましたが、ちょっと前までTNタイプの液晶を普通に使っていましたよね。それもPC等の大型モニタで。確かにIPSやVAタイプの液晶を採用したスマホしか知らない方には相当悪く映るのかもしれませんが、腐ってもTFT液晶ですし、価格を考慮すればそれ程目くじら立てるほどの事でも無いような気がします。

ちなみにTFT液晶が主流になる前は安物液晶は殆どSTN(DSTN)液晶でした。ゲームギア等もこの方式で今の基準で考えれば冗談のような表示品質です。

ゲームギア(個人的には発売当初~末期で3台購入しました)と比較するのはさすがにpiguに失礼です。piguと良い勝負をしそうなモノと言えば・・・

最近UFOキャッチャーの景品などで出回っているコレ。「鮮明な液晶画面!」とパッケージでアピールするくらいですから景品とは言え相当自信があるのでしょう。↑のレビューはまた改めて。
SIMスロットについて
SIMカードが上手く認識できないという方がそれなりに居るみたいですね。確かにpiguは他のスマホと比べるとSIMカードが少し差し込みづらい構造になっているように感じました。サイズの合ったSIMカードを使用しているにも関わらず、SIMカードが認識されないという事であればpiguの初期不良の可能性がありますが、SIMカードアダプターのようなものを利用している場合はそれが原因となる場合もあるようです。PolaroidのTwitterアカウントでもアダプタ無しで使用するようアナウンスしていますので無理をしない方が良さそうです。
Polaroid piguのSIMスロットは、本体の小型化のため複合タイプを採用しており、構造的に繊細なため、SIMアダプタでサイズの異なるSIMをお使いになるのは非常に危険です。厚みが異なったり、アダプタとエッジが引っかかったりして、SIMスロットを破損する可能性が高いです。
— Polaroid (@polaroid_smartd) 2015, 2月 19
Polaroid piguは、SIMスロットにあったSIMをアダプタ無しでお使いください。新たにSIMを用意される場合は、SIM1スロットで、マイクロSIMをお使いいただくのが理想的です。
— Polaroid (@polaroid_smartd) 2015, 2月 19
Polaroid piguに正しくSIM2枚とSDカードを装着した状態の写真です。装着の向きや、その深度をご確認ください。向きと位置が正しいとスムーズに入ります。 pic.twitter.com/LhMHz4y9BJ
— Polaroid (@polaroid_smartd) 2015, 2月 19
Polaroid piguの開発者向けオプション
デフォルトの状態では「開発者向けオプション」項目がないpiguですが、こちらのサイトに書いてあった方法で項目を表示、設定することが出来ます。設定の仕方によっては動作が軽くなったり、スムーズになったりするようですので興味がある方は是非チェックしてみてください。pigu以外でも使える設定ですので、Androidユーザーは覚えておくと良いかもしれませんね。
設定 > 端末情報 > ビルド番号・モデル番号を数回タップ
通常は非表示になっている「開発者向けオプション」が表示されます。
「CPU使用状況を表示」にチェックを入れてみました。piguの画面上では文字が小さすぎてとても読みづらい。
「ウィンドウアニメスケール」を1から0.5へ、「トランジションアニメスケール」を1から0.5へ、「Animator再生時間スケール」を1から0.5へ変更してみました。
この他にも様々なオプション項目がありますので、色々試して楽しむことができそうです。
「Polaroid pigu 発売記念 三大特典付き」完売
カラーバッテリーカバー、ソフトケース、予備バッテリーがセットになって9,601円で販売されていた三大特典付きpiguが完売となったようです。
Polaroid pigu発売記念でオプション品を特典としてバンドルし、Polaroid公式Yahoo!ショップとamazonで限定販売させていただいておりましたが、本日予定台数に達し、キャンペーンは終了となりました。このような短い期間で完売となりましたこと厚く御礼申し上げます。
— Polaroid (@polaroid_smartd) 2015, 2月 18
次回は当初の予定通り本体価格8,980円となるのでしょうか。1GB版も気になるところですね。なお、初回パッケージを4,980円で販売したgoo Simsellerでは「covia FLEAZ F4 + OCNモバイルONE 音声対応SIMセット」の販売が12,800円で始まりました。それまで販売されていた「FLEAZ F4s」よりスペックは良くなっていますので興味がある方はチェックしてみてください。

piguに関してはこんな公式ツイートもあったりするので8,980円よりお得な価格で再販される可能性もありそうです。暫くはgoo Simsellerのサイトをチェックですね。
@meketen レゾナント様の販売戦略にかかる内容なので、弊社から事前にお伝えできることがなく申し訳ありませんが、もうすぐ動きはあると思いますので、お手数ですが、もうしばらくレゾナント様のサイトのチェックの継続をお願いします。公開され次第、こちらでもご案内いたします。
— Polaroid (@polaroid_smartd) 2015, 2月 20
バッテリーテスト
既に検証をスタートしていますが、結果が出るにはまだ時間が掛かりそうなのでまた次回。
3Gのみで出来るだけ出荷状態に近い状態で検証を行っています。テストをスタートしてから2日経ちましたが、消費したバッテリーは2%のみ。最低限の初期アプリのみでpiguのバッテリー持ちが良いとしても、バッテリー消費が1日1%というのは少し不自然ですよね。やはり完全に放電させずにスタートさせたことで、画面上の表示と実際のバッテリー残量にズレが生じてしまっているようです。取り敢えず電源が落ちるまで継続してみます。
Polaroid Pigu (ポラロイド・ピグ) レビュー
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