
今回はPolaroid LINEAGEとポラスマのケース・カバーなどのサプライ品について考えてみたいと思います。Polaroid LINEAGEとポラスマの現在の1万円弱~1万円強という実売価格を考えると、ケース・カバーなどのサプライ品にお金を掛けるのは勿体ないというのが当サイトの基本スタンスです。

取り敢えず、Polaroid LINEAGEとポラスマの純正ケースを確認しようと思いましたが、pigu用はあるものの、Polaroid LINEAGEとポラスマ用は015年4月現在扱いがないようですね。発売当初からなのか在庫切れなのかはわかりませんが、公式サイトからは入手できないようです。
仕方が無いので次は代用品をチェック。どうやらSHARPのAQUOS PHONE ZETA SH-01F等のサイズが近いようですね。それぞれのサイズは次の通り。
Polaroid LINEAGE・ポラスマ
142mm×70mm×7.9mm(ボタン突起部を除く)132g
SHARP AQUOS PHONE ZETA SH-01F
141mm×70mm×8.9mm(最厚部:約9.2mm)139g
SHARP AQUOS PHONE SERIE SHL23
140mm×70mm×9.2mm 145g

形状も完全に同じではありませんし、四隅のカーブの形状も異なりますが、既にトライしている方も多く、ネット上でも使用例が幾つかの使用例が確認できました。形状だけでなくボタン配置も異なりますので、代用出来るのはハード系ケース・カバーではなく、シリコン又はTPU系ケース・カバーを選択した方が無難なようです。
これらのケース・カバーはメインカメラの位置は概ね合っているようですが、それ以外のボタンや穴の位置は無視したり、加工したりする必要があったりしますので割り切って購入する必要がありそうです。
個人輸入にチャレンジできる方は、Polaroid LINEAGEとポラスマの親?兄弟機種である「NAMO NX5」や「QUMO Quest 506」用のケース・カバーを調達するという手もあります。

これらの機種のサイズは恐らくPolaroid LINEAGEやポラスマと同一である為、仕上がりの面では良さそうですが、日本では馴染みが無い販売店が殆どの為、やや敷居が高いと言えます。

次に液晶保護フィルム。Polaroid LINEAGEとポラスマは最初から本体に1枚液晶保護フィルムが貼り付けられています。不具合無く貼り付けられていればそのまま使用することが出来ますし、多少の気泡や埃混入であれば、ガムテープなどを使って少し剥がして修正するといった事も可能です。
残念ながら今回手元にあるPolaroid LINEAGEは液晶保護フィルムの変形を伴う気泡が入っていて、どう張り直しても一カ所だけ気泡が入ってしまう部分がありました。
Polaroid LINEAGEとポラスマの液晶保護フィルムは公式ショップでは既に販売されていないようですが、Amazonなどでは社外品と思われるものが千円前後で販売されています。
端末の価格帯を考えるとやや割高にも感じたので、今回は代用できそうなものを購入。上記のケースと同じSHARP AQUOS PHONE ZETA SH-01F用の液晶保護フィルムです。

価格はAmazonで200円弱でした。

中身はこんな感じ。サイズ的にはピッタリ合いそうな感じもありましたが・・・

Polaroid LINEAGEに合わせてみると左右が若干足りず、上下は若干はみ出すという結果に。

上部はこんな感じ。カメラレンズなどの位置は無視するとしても、そもそも四隅のカーブの形状が違いますね。

下部はこんな感じ。
結局、SHARP AQUOS PHONE ZETA SH-01F用の保護フィルムをそのまま使うことは出来ませんでした。上下を若干カットしてしまえば使用可能ですが、カットするのであれば100円均一で売られている5インチ用の汎用液晶保護フィルムで十分という事になります。
ケース・カバーや保護フィルムに関しては好みのものを購入すれば良いのですが、一応モノ.レビューが出した結論は次の通り。
全体の保護
- 合わないケース・カバーを無理矢理購入することはしない。
- 純正バッテリカバー(980円)を購入し、傷が目立つようになったらそれと交換する。
液晶の保護
- 100円均一の5インチ用をカットして使用。
Polaroid LINEAGEとポラスマは薄さと側面のメタリックラインが魅力の一つだと思いますので、合わないケースを無理矢理被せるくらいなら、そのまま使用して、スペアのバッテリーカバーをストックさせておく方がいいように感じました。
汎用の液晶保護フィルムでは上下のカーブ部分までピッタリ合わせることはできませんが、液晶表示部分とボタン部分が保護できれば良しとしたいと思います。
保護に関しては完全という訳ではありませんが、そこは1万円前後の格安端末。ある程度割り切って使うのもアリなのではないでしょうか。
Polaroid LINEAGEは次回が最終回となります。