ジェネシス GS POWER : 送料無料1,000円の日本製セル搭載5,800mAhモバイルバッテリー

ジェネシス GS POWERという5,800mAhのモバイルバッテリーを購入しました。モバイルバッテリーはもう何個目になるかわかりませんが、日本製(パナソニック製)のバッテリーセルを搭載して送料無料1,000円という価格だったのでつい購入してしまいました。
キャンペーン価格だと思いますが、思ったより長期間販売しているようなので簡単にレビューしておきます。

GS POWER 開封レビュー

今回はYahoo!ショッピング内のジェネシスショップで購入しました。価格が若干異なりますが、楽天内にも同じショップがあり、GS POWERを販売しています。

ポイント還元も考えるとYahoo!ショッピングの方が少し安く買えるかもしれません。

注文した翌日か翌々日にはネコポス(メール便のようなもの)で届きました。

GS POWERのパッケージはこんな感じ。海外メーカー品だと簡素なものだったりボロボロだったりしますが、今回は日本の会社が販売する製品とあって、しっかりとしたパッケージに入っています。

販売ページには日本製セルとしか書かれていませんでしたが、パッケージにはバッテリーセル:パナソニック製リチウムイオン18650と書かれていました。

内容物一式。GS POWERのバッテリー本体、充電ケーブル(USB・MicroUSB)、取り扱い説明書の3点です。

外観とサイズ

GS POWERの外観と大きさをざっと確認しておきます。

GS POWER本体。シンプルなデザインで使う人を選びません。

本体は少し厚みがある印象です。供給用USBコネクタ、充電用MicroUSBコネクタ、電源ボタン、LEDライトとなっています。

3.7V 5800mAhです。日本製セルとのことですが、本体の製造は中国です。

ほぼ同容量である5000mAhのエネループ(6~7年前の製品)とのサイズ比較。

15,000mAhのソーラー充電対応モバイルバッテリーとのサイズ比較。

充電性能

ちょうど完全に放電状態のiPad mini (バッテリー容量4,440mAh)がありましたので、GS POWERでどこまで充電できるかテストしてみたいと思います。ケーブルはApple純正品。GS POWERはフル充電された状態です。

完全に放電している端末がiPad mini しか無かったのでこの端末でテストを行いましたが、GS POWERは最大1.3Aとなっているので、本来タブレット系の充電には向いていないかもしれません。

充電中はLEDが点灯します。本体側面のLEDで大凡のバッテリー残量がわかるようになっています。

充電テスト結果

数時間後、GS POWERのLEDランプが完全に消え、バッテリー残量0%であったiPad miniを59%まで充電することが出来ました。iPad miniのバッテリー容量は4,440mAhなので、ざっくり計算すると約2,600mAh相当充電できたことになりますね。

5,800mAhより大幅に低いと思われるかもしれませんが、モバイルバッテリーの出力は3.7V。これに対してスマホやタブレット側の入力は5Vです。この変換ロスその他で実際に充電出来るのは6~7割程度と言われています。今回の場合はモバイルバッテリー5,800mAhで端末側約2,600mAhの充電ですので約45%。半年以上放置してあったiPad miniのコンディションを考慮したとしても、やや物足りない結果と言えそうです。

GS POWER まとめ

今回のテストでは完全に放電してしまっているタブレットの充電という事で、GS POWERにはやや不利な条件であったかもしれませんが、充電性能はやや物足りない結果となりました。日本製セルを搭載した製品を日本の会社が販売しているというメリットは大きいと思いますので、販売価格次第でしょうか。今回のように送料無料1,000円であれば充電性能が多少悪くても十分に満足できる内容だと思います。

ちなみに2017年3月4日の楽天スーパーセールでは23,200mAh版が数量限定で送料無料1,500円となっています。

争奪戦になるかもしれませんが、興味を持った方はチェックしてみてください。