バッテリーチェッカー Meltec ML-130 : 車のバッテリー上がりを未然に防止

久しぶりに車に乗ろうと思ったらバッテリーが上がっていた、なんて事はないでしょうか?特に冬はエンジン始動に多くの電力が必要となりますので、月に1~2回しか車に乗らないという方は注意が必要です。
注意が必要といっても、電気自動車かハイブリッド車でも無い限り、車のバッテリーの残量なんてわかりません。せいぜい、ここのところ乗っていなかったからそろそろ危ないとか、ややエンジンが掛かりにくいから弱ってきたのではないかとか、感覚的に判断している方が殆どではないでしょうか?
今回レビューするのは車用のバッテリーチェッカー「Meltec ML-130」です。バッテリー残がわかるわけではありませんが、計測した電圧から充電が必要かどうかの目安を示してくれます。

00
大自工業株式会社「Meltec (メルテック) ML-130」。価格は2,111円でした。

01
使い方はこんな感じ。ML-130をアクセサリーソケット(シガーソケット)に差し込んでACCオンにするだけ。バッテリーに直接つないだりする必要はありません。

03
ACCオンにするとLED点灯表示やデジタル表示でバッテリーの大凡の状態がわかります。

02
本体サイズ。アクセサリーソケット(シガーソケット)に空きが必要です。

04
Meltec ML-130本体。いかにも道具といった感じの質感・デザインですね。もう少しスマートだと嬉しいのですが。

06
前後で140度の可動式。

05
結構角度が付けられるので、変な位置にアクセサリーソケット(シガーソケット)が付いていても対応できそうです。
では、実際に車に取り付けてバッテリーをチェックしてみます。

07
実際に装着した様子。アクセサリーソケット(シガーソケット)の左側にあまりスペースが無かったので、取り付けられるのか少し心配していましたが大丈夫でした。それでは早速チェックしてみましょう。エンジンを掛けずにACCのみオンにします。

08
結果が出ました。いきなりのBAD表示です! 電圧も11.9Vと要充電となる数字を示しています・・・
確かに今年に入ってから車に乗ったのは月に2~3回。予想しなかったわけではないですが、バッテリー自体は昨年末に新品と交換していただけにちょっとショックです。
取り敢えず今のところエンジン自体はスムーズに掛かるので、少し長距離を走ったりして様子を見てみようと思います。

BADが続くようであればバッテリーを外して自宅で充電ですね。ちなみに我が家では「セルスター(CELLSTAR) SS-3」というバッテリー充電器を使用しています。

この充電器だとフル充電に丸一日掛かったりしますが、3千円弱と価格も手頃なので一つ用意しておくと便利です。

09

いきなりのBAD判定でちょっとショックを受けましたが、感覚に頼ること無く目安を示してくれるのはとても便利だと感じました。本来このような機能は後付けではなく、車側に標準でついていても良いのでは?と思ったりしましたが。
このような車用バッテリーチェッカーは「Meltec ML-130」以外にも様々な製品が販売されています。安いモノは電圧などの数字にばらつきがあり正確ではないというレビューもありましたので、今回は無難な製品を選択しましたが、300円程度で販売されている直輸入品と比較してみるのも面白いかもしれませんね。