prime day : 創業20周年記念Amazon史上最大セール[プライム会員限定]が凄いかも？

2015年7月15日(水)にAmazon最大のセール「prime day」が開催されます。これはプライム会員のための1日限定セールイベントで開催は世界規模。
1万ドル(約120万円)相当のAmazonギフト券がもらえる「フォトコンテスト」があったりとかなりの規模のイベントになりそうです。

特別セールの一部は先行公開されていますが、紹介されているのは10点程度で殆ど具体的な価格が記載されていません。ただ、これだけ大々的に告知しているイベントなので物販は勿論、電子書籍のセールなども期待できるのではないでしょうか。

プライム会員になる価値はあるのか？

問題はこのイベントに参加するには年会費￥3,900のプライム会員になる必要がある点です。Amazonのプライム会員と通常の無料会員との違いは次の通り。

配送面の優遇
- 当日お届けのお急ぎ便(360円・514円)が無料。
- お届け日時指定便(360円)が無料。
- 飲料などの対象の特別取扱商品の取扱手数料が無料。
- 予約商品も対象商品なら、無料のお急ぎ便で発売日にお届け。
Kindle端末対象電子書籍が毎月1冊無料
詳細は後述。
Kindle端末購入でAmazonギフト券4,000円分プレゼント
対象となる端末は「Kindle」「Kindle Paperwhite」。クーポンコードを入力することでキャンペーン対象となります。恐らく期間限定。

アメリカのAmazon.comのプライム会員(年間99ドル約12,000円)の特典と比べると年会費が安い分、やや物足りない内容のようにも思えます。
今回のようなイベントでもない限り、プライム会員になる必要なんてないと考える人も多いかもしれません。私もその一人ですから。

プライム会員限定無料電子書籍のラインナップ次第か

今回のイベントを抜きにして、Amazon.comのプライム会員になっても損しないか否かは毎月1冊無料で読めるKindleオーナーライブラリーのラインナップ次第ではないでしょうか。
毎月1冊無料なので1年間で12冊無料。1ヶ月1冊という制限はつきますが、無料で読みたいと思う電子書籍の合計が3,900円以上であれば大きく損はしない筈です。

気になるるKindleオーナーライブラリーのラインナップですが、「数十万冊以上の豊富なセレクション」と言っても和書2万冊以上、洋書60万冊以上といった内訳です。

Kindleオーナーライブラリーのページでは対象タイトルの1部として699冊が紹介されています。

うーん、ジャンルもバラバラに並んでいてよくわかりませんね。正直、これを見た限りではその価値があるの？と感じてしまいました。

そこで、何とかして全ラインナップをチェックするべく色々試したところ、このページに行き着きました。(サイトメニューには無いので興味がある方は是非ブックマークを)

Kindleストア : Kindle本 : Amazonプライム対象商品

検索結果34,893件とあるので2万冊よりだいぶ多いですね。カテゴリも左から選択できるので、自分が読みたい本があるのかどうか調べることが出来そうです。ただ、注意が必要なのは「 Kindleオーナーライブラリーを利用するには、Kindle端末またはFireタブレットが必要です。 Kindle無料アプリ（「Kindle for Android」および「Kindle for iOS」）では利用できません。」という点と「本を利用中にAmazonプライム会員資格の有効期限が切れた場合、その本にはアクセスできなくなります。」という点です。無料で読むことは出来るけれど、普通に購入した本とは扱いが異なるわけですね。

結局どうする？

個人的にはラインナップをチェックしたところ、読んでみたい本が3,900円分以上はありました。ただ、当初から買うことを予定していた本だったり、絶対読みたかった本という訳ではありません。34,893件の中には素人本も相当含まれているので、最新本やメジャータイトルを期待する方には厳しいラインナップかもしれませんね。

結局、Amazon史上最大というセールにも興味があるので、取り敢えず試してみようかなという結論に達しました。というのも、初めてプライムに入会する場合は30日間は無料で試せるんですよね。無料体験はいつでもキャンセルできるという記載もあります。
prime dayのプライム会員限定セール目的でお試し入会。一応読みたい電子書籍も幾つかあったので、そのまま入会するのもありかなと考えています。で、Kindleオーナーライブラリーが充実しないようなら2年目はやめるということで。